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 今回は、初回なので、RCに使われている電波の話をまとめました。

 

= 電波の話 =

ラジコンの電波も ほかの電波と同じように 国内では総務省が使用目的ごとに

周波数帯(バンド)を割り当てて 混信を引き起こして他の無線通信を妨害しないように

管理しています。私たちの周りには数多くの電波が空中を飛んでおります。

 

例えば ラジオ放送も中波(MF)や短波(HF)を使ったAM放送 超短波(VHF )を

使ったFM放送や 超短波(VHF)と極超短波(UHF)を使ったテレビ放送などです。

これら放送のほかにも 業務用の無線通信のために それぞれ陸上 船舶 航空機にと

利用形態 利用者の業態 電波の性質上 電波の到達する距離などを考慮しています。

その他 レーダーとか 無線LAN 各種の実験局など その数は数え上げたら切がありません。

 

また 必要以上の出力を送信すると 必要以上に より広い範囲に電波が届いてしまい

隣接した地域の 同じ周波数の指定を受けた 通信の妨害をすることが 予測できるので

電波の出力も 目的ごとに上限を決める場合があります。

 

電波に信号を乗せて送信することを搬送と言います。ですから放送も各種無線通信も搬送です。

ラジコンでもAMやFMという変調方式で電波に信号を乗せています。また 信号の処理を

デジタル化して更に雑音に強くし 効率よく通信する方向に 各種の開発が進んでいます。

 

また 電波の性質上 FMはAMに比べて使用する電波の幅が広いので周波数の低い時は

送信する電波の帯域が狭くて済むAMの方が 利点もありますが

使用する周波数が高くなると FMの方が 雑音に強いと言うメリットがあります。

また プロポにも PCM通信を応用して信号をデジタル化して データの劣化を防ぐものもあります。

 

搬送波はFM AM両方あります。 PPMのアナログ方式より優れていますが その分こちらは余計に

データ処理などが複雑化し 回路を設計する上でコストが掛かります。

 

予め道路のそばなど 他の通信との混信が起こりやすい場所では 周囲の通信と比較的混信の

起こりにくい周波数帯や電波形式を選ぶなど プロポなどを購入する段階から

対策を考えたほうが良いでしょう。他の通信に混信の被害をもたらすばかりではなく

自分のラジコンが ノーコン(コントロール不能)になり 思わぬ事故も想定しなければ

なりません。

 

一部のトラックなどに見られる高出力の違法無線は ラジコンを操縦不能に

することがあります。違法に増幅された電波は決まった周波数だけではなく ほかの周波数も

増幅する可能性があります。特に発信周波数の整数倍の周波数は 同時に発信されやすく

思いもよらない妨害電波の発信元となることがあります。

 

総務省の総合通信局や総合通信事務所は

違法電波の監視をしています。また 無線従事者は違法電波を傍受したとき

総合通信局や総合通信事務所に その旨を通報する義務を負っています。

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